③【発達障害A君の心の叫び】
A君が、放課後デイの環境に慣れていくごとに、A君の本来の姿が出てきました。
マイペース・自由気まま・宿題が大好き・自己コントロールが苦手・心の声を口に出してしまい友だちを傷つけてしまう等々。
瞬間湯沸かし器のように、相手が悪気がなくした事でも直ぐに怒りの感情が出てしまい暴言を吐いたり手を出したりしてしまう事でした。
「頭の中では理解できていても自己コントロールが苦手で、怒りが頂点に上ったその直後に反省する。」
毎日が、この繰り返しでした。
「あーーー!!オレは直ぐに怒るからいけないんだ!!」
「オレは、直ぐに怒ってしまう!!」
「オレは、直ぐ怒ってしまう病気だから!!」
と、自分の頭をゲンコツで叩いたり、
「どうせ、ママに言うんでしょ‥」
と、真っ赤な顔をして、頭をかきながら被害妄想の言葉を口にしてしまう‥。
【発達障害A君の心の叫びへの理解】
本人が一番わかっていて辛いんだなぁ‥
自分の意志とは反対の事をしてしまう自分を、どのように扱ったらいいのか?
真っ赤な顔をして頭をかきながら叫ぶA君の姿を見た瞬間
「A君自身が一番辛いんだ!!」
と、気づきました。
スタッフの中には、A君の怒りについて対応の仕方に戸惑いを感じ、無意識にA君の怒りが爆発しないように機嫌をとるような関わり方をする姿も見られるようになりました。
一貫した関わり方をしなくては、A君の為にもならない。
そして、スタッフのためにもならない。
と思い、A君についての話し合いを重ねました。
A君について、スタッフが共通理解をし連携をとっていくことで、A君自身も、いけない事をした時に、どのスタッフに助けを求めても同じ姿勢の対応や言葉が返ってくるようになった事から、いけない事はいけないんだという自覚がでてくるようになり、少しずつA君の姿が変わってきました。
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④【A君の障がいを受け入れられるようになったお母さん】
もし、あなたのお子さんが発達障害かもしれない。
発達障害と診断されて、どうしていいのかわからない等で悩んでみえる方は、どうぞお気軽にご相談下さいね。